Open Source CMS Award 2006

日本でオープンソースのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)といえば、なんといってもXoops(ズープス)が有名だ(XoopsとXoopsCubeに分かれたようだが)。 Amazonの和書のジャンルで検索すると12冊もヒットする。 オーバーチュアのキーワードアドバイスツールで7月の検索数(予測値)をチェックしたら、19580回。 これはブログソフトであるMovable Typeの9821回、WordPressの2663回と比べても、圧倒的に多い。 イギリスのインターネット関連本の出版社Packt Publishingが、「オープンソースCMSアウォード」を開催している。 9月1日までノミネーションを受付中(1人1回)。 9月4日に、ノミネートされたCMSの中からトップ5が公表され、9月12日に投票が始まる。 11月7日に締め切られ、11月14日に優勝の発表。 どのCMSが1位になるのか、個人的にはすごく興味がある。 ところで、世界(といっても、実際は欧米だが)には、Xoopsのほかに、どんなOpen Source CMSがあるのだろう、と思ったり。

「光と影」の光と影

ブログを読んでいると、時々「確かに!」とひざを打ちたくなるようなエントリーに出会うことがある。 こちらのブログの「『光と影』の呪縛」というエントリーなんか、まさにそう。 ブログやCMSの多くが、既成のテンプレートを利用することで、簡単におしゃれな見た目を実現できるように、「『光と影』テンプレート」を土台にすれば、頭が良さげな文章をたやすく構築できる。 「『光と影』テンプレート」の最大の特徴は、一見、対象の良い面と悪い面を平等に取り上げているように見えながら、実際は「影」の部分を受け手に強く印象付けられる、ということだろう。 これは便利。 自分が気に食わないことや自分に都合の悪いこと、自分の立場を脅かしそうなことは、何でも「『光と影』テンプレート」で切って捨てればいい。 ただ、「『光と影』テンプレート」があまりにもマスコミや受験小論文のデフォルトになりすぎているので、特に利害関係も悪意もないのに、無意識にこのテンプレートを使って思考してしまい、莫大な機会損失を被っている人が、結構いるような気もする。 たとえば、そこそこに知的な職業についていながら、「『光と影』テンプレート思考」の結果として、いまだに「インターネット」を使わないという人なんか、その代表例なんじゃなかろうか。 不思議なのは、日本では(日本だけなのか他の国でもそうなのかはよく分からないが)、一般に「影」を重視すると知的にみえるし、「光」を重視するとちょっとバカに見える、ということだ。 これは政治の世界でもそうで、小泉さんなんか、マスコミ的視点では「ちょっとバカ」の典型になっている。 これでは「ちょっとバカ」の立つ瀬がない、というわけで、次のような等式を無理やり考えてみた。 「影」を重視すると知的にみえるし、「光」を重視するとちょっとバカに見える。 =行動しない人間は知的に見えるし、行動する人間はちょっとバカに見える。 行動しなければ、失敗することは永遠にない。 めでたし、めでたし、というわけだ。 (残念なのは、現状より良くなることもないし、現状が悪化しつつあるときにはそれを止められもしない、ということなのだが、これは言わないでおこう)。 話がふかわりょうみたくぐだぐだになったが、たまにはこんな↓課題作文にトライしてみるのもいいかもしれない。 課題:次のテーマで自分の思うところを述べよ。 テーマ:「『光と影』の光と影」 「『光と影』テンプレート思考」が得意な人は、きっと素晴らしい作文が書けると思う。 追記: この文章を読み直すと、どういうわけか、ちょっと「『光と影』テンプレート思考」になっているのだが、まったく「頭が良さげ」には見えない。 「『光と影』テンプレート」を使ってもまったく頭が良さげに見えない、なんて、逆にすごい、と思ったり。

「本当の悪人」?

先日たまたま「報ステ」を見ていたら、元木村建設東京支店長、篠塚明被告保釈・会見のニュースの後で、古舘さんが自らの不明を前置きした後、だいたいこんなことを言っていた。 「本当の悪人はどこにいるんだ、という気がします」。 古舘さんは、「本当の悪人」=「総研」と言いたかったのだろうか? それとも、コスト削減を追及せざるを得ない今の日本の経済システムが「本当の悪人」だと言いたかったのだろうか?

永遠に失われたものと今あるもの

Every Little Thingがデビュー10周年になるらしい。 それを記念してYahoo!動画では、デビューから今までのELTのビデオクリップ30数本が無料で見られるようになっている。 8月31日まで。 Crispy Park とりあえず、新しいアルバム「Crispy Park」をAmazonに注文した。 それにしても。 デビュー当初のPVを見ると、「ええ~っ!!!」と驚くほどにボーカルのモッチー(持田香織)が、若い。 (…というか、幼い)。 10年前なのだから、当然なのだけど。 これは言わなくてもいいことかもしれないが、彼女は初期の、あの透明でのびのある無二の声を、すでに失ってしまったわけで。 美しい声を誇っていた歌手が、その声を永遠になくしてしまう、というのは、いったいどんな気分なのだろう、と思ったり。 もちろん今の声は今の声で、大人のふくよかさと奥行きがあり、素晴らしいのだけど。 10年か…。

たまには柄谷行人でも

学生の頃、柄谷行人(からたに・こうじん)氏の「形式化の諸問題」という文章を読み、ゲーデルの不完全性定理を知ったのだが、その柄谷氏が岩波新書『世界共和国へ』の中で儲ける秘訣を簡潔明瞭(?)に解説している。 世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて 柄谷氏は言う。

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