組織のいやなところ

組織のいやなところは、時々、法律や内規に違反するようなことや人道に反すること等を当たり前のように上司に命令されることがある、ということだ。 たとえば、建設会社に就職して、談合の担当になってしまったら、どうすればいいのだろう? とんでもないことを上司に内々に命令され、やらざるを得ないとしたら。 そして、やってしまったとしたら。 とりあえず、信頼できる複数の人間にそのことを話しておく方がよい。 そうすれば、いずれその悪が発覚したとき、やったのは自分の意志ではなく上司の命令であると証明できる。 とんでもないことを命令するような上司は、いざとなったら責任を部下になすりつけて、自分は知らないふりをする可能性が極めて高いので、第三者にあらかじめ話しておくことは必須である。 しかし、信頼できるはずの人間が、あなたではなく組織の方を守るために嘘を証言するということも十分にありうる。 とりわけその組織が面子を重視せざるを得ないような大組織の場合はそうだ。 だから、万が一そうなった時のために、組織外の人間(複数)にも、誰に命令されたのかを話しておく方が安全だろう。 まあ、上司の命令がどう考えてもおかしいものならば、たとえ一度従ってしまった後でも、組織内部のコンプライアンス関連の部署にきちんと報告しておくにこしたことはない。 後で握りつぶされないようにするために、ただ報告するだけではなく、記録が残るように報告しておくことが大事だ。 上司の命令でいやいややってしまった悪をあなた個人のせいにされるのだけは、なにがあっても防がなければならない。 どんな組織に属していても、最終的に自分を守るのは自分しかいない、ということを、肝に銘じておくべきだろう。

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