某文芸評論家が新聞で紹介していたので読んでみた。 賃労働と資本 (岩波文庫) われわれが生きている資本主義社会のしくみを、実に見事に解説している。 派遣切り等が取りざたされている今こそ、読んでみる価値のある本だ。 「マルクス主義」者ではないマルクスからは、学ぶことが多い。 で、思ったのだが。 結局のところは、個人は、賃金(労賃)を資本化し、「一消費者兼一投資家」になることでしか、この社会で自由を得られないのではないか? (すでに何回か書いたことだが。 「任天堂という資本の自己増殖運動」2007年1月10日 「結論」2008年8月24日 その他) 幸いなことに、マルクスの時代とは違って、現代は賃金(労賃)を資本化するための環境としくみが整いつつある。 「労働者」に必要なのは、「労働者」としてのスキルではなく、「労働者」をやめるためのスキルなのかもしれない、と思ったり。 注) いつもの暴論です。



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