現像の思い出

フィルムカメラを買ったので、思い出した。

高校時代、写真クラブ(部活ではない)に入って初めて自分で白黒フィルムの現像をしたときのことだ。

白黒フィルムの現像は意外なほど簡単で、印画紙にプリントしてその出来上がりの美しさにわれながら感動したのだが、
翌日だったか数日後だったか、改めて写真を見たら、まるで数十年前の写真のように黄ばんで古びていたのだった。

???
不思議な感覚だった。
写真に写っているのは数日前の日常なのだが、それが遥か遠い昔になってしまったような感覚。
(写真は、教室で学生服姿の級友を写したものだったと思う。)
未来の自分が、昔の写真を眺めているような感覚。
自分だけが突然、未来に運ばれてしまったような気がした。

黄ばんだのは、現像した後プリントをしっかり水洗いしなかったことが原因だった。
表面に現像液が残っていたため、そのまま化学変化が進行したのだ。

当時熊本大学生?だった宮崎美子が、ビーチでTシャツとジーンズから水着に生着替えする(正確には「生」ではない)ミノルタのカメラのCMが流れていた頃(だいたい)の話だ。

ちなみに自分のカメラは、CanonのAE-1だった。

P.S.
Youtubeに宮崎美子のCMがあった。
(このCMにやられなかった男子高校生は存在しなかったろうと思う。)

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