「シーシュポスの神話」を思い出した

福島第1原発2号機の原子炉圧力容器の温度が再び上昇し始めたらしい。 「2号機圧力容器底部、71度に上昇…原因不明」(Yahoo! YOMIURI ONLINE) 「東京電力は5日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度が2日ごろから再上昇し始めたと発表した。」 (温度計が故障していることを願うばかりだが。) このニュースを見て、ギリシャ神話の「シーシュポスの神話」を思い出した。 「シーシュポスは罰として、タルタロスで巨大な岩を山頂まで上げるよう命じられた(この岩はゼウスが姿を変えたときのものと同じ大きさといわれる)。 シーシュポスがあと少しで山頂に届くというところまで岩を押し上げると、岩はその重みで底まで転がり落ちてしまい、この苦行が永遠に繰り返される。」(Wikipedia「シーシュポス」) 「シーシュポスの神話」を知ったのは、高校時代に読んだカミュの「シーシュポスの神話」(新潮文庫)だ。 まさかもう出版されていないだろうと思いつつAmazonで検索したら、あった。 シーシュポスの神話 (新潮文庫) てっきり絶版になったと思っていたのだが・・・。 昔の新潮文庫のカミュの表紙カバーはすべて銀色だったと思う。 自分はそのカバーの雰囲気も好きだった。 絶版にはなっていないにしろ、かなり大きな書店の新潮文庫の棚でカミュのコーナーを探したとしても、おそらく、さすがにこれは置いてないのではないか。 Amazonだからこそ、見つかるのだろうと思う。 で、まさかとは思って探してみたが、Amazonにはこれ↓もあった。 革命か反抗か―カミュ=サルトル論争 (新潮文庫) 機会があったら読み返してみようと思う。    

地震があると原発が気になる

今日昼過ぎに福島県沖を震源とする地震があった。 地震があると、福島第1原発の様子が気になってしまう。 とくに4号機。 福島、茨城で震度4(livedoor 時事通信社) 「東京電力福島第1原発1~3号機の冷却に異常はなく、周辺の放射線量に変化は見られないといい、茨城県内の原子力関連施設にも異常はない。」 4号機の使用済み燃料プールのことも伝えてほしいものだ。 JNN福島第1原発情報カメラ http://www.youtube.com/user/tbsnewsi ふくいちライブカメラ(東京電力) http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html      

ランキング操作というインチキ

「人気サイトの食べログで順位操作 やらせ39業者を特定」(livedoor KYODONEWS) というニュースがあった。 「飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」が、好意的な口コミ投稿の掲載や順位の上昇を請け負う見返りに飲食店から金を受け取る「やらせ業者」にランキングを操作されている事例があることが4日、運営会社のカカクコム(東京)や飲食店関係者への取材で分かった。」(引用) 昨日はネットで「ステマ(ステルスマーケティング)」が話題になっていたが、年があけてのこのニュースの出方はどうも広告会社のしかけくさくていやだ(笑)。 それはそれとして、 ランキング操作といえば、以前からオリコンのCD売上枚数のランキング操作がよく話題になっている。 これは、売れているように見せかけるために、タレントのCDを、自社で買ったり、事務所が買ったり、スポンサーが買ったりして、売上枚数を捏造する手法だそうだ。 (最近は、タレントに企業のスポンサーがつくらしい。) 「食べログ」のランキング操作がだめなら、当然こちらもダメということになるのだろう。 まさか、新しいメディアのインチキはダメだが、昔からあるメディアのインチキはOKとはならないだろう。          

自炊業者提訴のニュースに関するメモ

最近、話題のニュース。 「本の自炊代行業者を著作権侵害で提訴」(J-CASTニュース) 上記のニュースに対しての、「海猿」の作者である漫画家・佐藤秀峰氏の意見。 「自炊代行について」(漫画onWeb) これに対する「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の著者・岩崎夏海氏の反論。 「佐藤秀峰さんの本やマンガへの考え方について」(ハックルベリーに会いに行く) これに対する大西宏氏の反論。 「もしも「もしドラ」の作家がもうすこしドラッカーを読んでいたら」(大西宏のマーケティング・エッセンス) あと、こういう意見も。 「作家先生って意外と情弱な件〜時代の流れに逆らい既得権益を擁護するドンキホーテのような「道化役」」(木走日記) 上記の記事はすべてlivedoor経由BLOGOSで読んだ。 個人的には、わざわざお金を出して本を買って、わざわざお金を出してそれを自炊業者に依頼し電子化してもらう人たちは、本当の意味での読書好きの人たちなのだと思う。 「本当の意味での」という意味は、流行っているいるから買う、とか、ベストセラーだから買う、とか、自分を知的に見せるためのアクセサリーとして買う、とか、ではなくて、純粋に読むのが好きだから買う、とか、知識を自分の血肉にしたいから買う、とか、そういう人たちだということだ。 今回の提訴で、作家の人たちは最も良質な(そして最も購買力のある)読者を失ってしまうのではないだろうか?    

「鹿児島県警 不祥事」

最近右サイドバーの「人気の記事(笑)」に、「鹿児島県警の最近の不祥事についてつらつらと思うこと」という以前(2008年12月に)書いたメモが、頻繁に上がってきている。 福岡で県警の巡査が二人逮捕されたニュースの影響だろうということは容易に想像できたのだが、「人気の記事(笑)」にちょっと長く張り付きすぎている。 で、googleで「鹿児島県警 不祥事」で検索してみたら、なんとこのブログの上記のメモが上から2番目に表示されていた(笑)。 (2011年10月23日AM2:00現在) 警察という組織は権力を行使する側だから、そこに所属する人間は、やろうと思えばいくらでも悪いことができるだろう(当然ほどんどの人間はやらないわけだが)。 しかし、公務員なので悪事がバレたら終わりだ。 その悪事に第三者が関与していればしているほど、ほころびは出やすくなる。 第三者の第三者に悪事の情報が伝わってしまうと、ほころびは加速する。 世の中には、いろいろな専門家(比喩的な意味を含めて)がいるものだ。 第三者には悪事だとわからないことでも、第三者の第三者には悪事だとわかってしまうかもしれない。 情報の内容とその出方に、悪事を働いた人間にとっては都合の悪い隠れた意味を読み取ってしまう「専門家」がいるかもしれない。 だから情報が伝達されるというこは大事なことだ。 そう考えてみると、情報伝達手段としてネットがいかに大きな役割を担っているかがわかる。 おまけに、このブログの昔のメモがすぐに検索できるという例でもわかるとおり、新聞やテレビとは違ってネットは「忘れないメディア」である。 いい時代になった。  

消費者のヒューリスティクスの変化

K-POPアイドルの東方神起について、こんなニュースが・・・。 「東方神起が女性ファッション誌のタブーを破る!同日発売の2誌で表紙に」(RBB TODAY) 「東方神起、“山手線ジャック”“同時表紙モデル”で話題沸騰!」(中央日報) このニュースを見た時、東方神起ファン以外の一般の消費者はどう思うだろうか? 以前:「男性グループがJJとRayの表紙に出るなんてすごーい。大人気なんだー。私もCDを買おうかなー」 今:「あ、雑誌の表紙も広告枠なんだ・・・」    

「浅田真央が戦ってきたもの」

この前の冬のオリンピックの後に、一般のフィギュアファン(ファン歴17年の人)によって書かれた「浅田真央が戦ってきたもの」というレポートがある。 http://www31.atwiki.jp/injustice/ 熱のこもった、フィギュアに対する愛が伝わってくるレポートだ。 以下は、個人的な雑感。 フジテレビの偏向報道に対するデモが東京でこれまでに2回行われた。 参加しているのは、ビデオを見れば一目瞭然だが、一般の人たちだ。 これは本当に珍しいことだと思う。 おとなしいと言われる日本人を行動に駆り立てた原動力の一つになっているのが、フィギュアスケートの浅田真央選手へのフジテレビの一連の侮辱行為に対する積年の恨みであることは、ここで指摘するまでもないだろう。 フジテレビ以外のテレビ局を見ていて、どの局でも、異常なほどキム・ヨナを賞賛するビデオが流れることがあった。 これは多くの人が気づいたことだろう。 (どの局のビデオにも、キム・ヨナのCM契約数がいかに多いかという内容が含まれていた。 スポーツ選手を取り上げるビデオで、そろってCM契約数に言及するとは? CM契約数とそのスポーツ選手の実力に、何の関係があるのだろうか?) フジテレビは、キム・ヨナをageるだけではなく、浅田選手をsageるという行為を、魂の深い部分で一般の視聴者を切れさせるまで、行った。 異常なキム・ヨナage、浅田選手sageは、いったい何だったのだろうか? ネット上には、以前から、浅田選手がある広告代理店からのマネジメントのオファーを断り、IMGという会社と契約したために、断られた広告代理店(もちろん日本の)に嫌がらせをされているという話があった。 ちなみにその広告代理店は、日本でのキム・ヨナの売り出しに、事実上大失敗したのではないだろうか(笑)。 まあ、ネット上の噂なので、事の真偽は分からない。 井戸端会議レベルの噂である。 テレビ局の中の人なら、真相を当然知っていると思うのだが、なにか言えない事情があるのだろうか?    

テレビがひどいことになっている

もろもろ準備のために、このところこのブログを更新できていなかったのだが、あまりにテレビがひどいことになっているようなので、メモってみる。 「日テレ系列の福岡放送がTwitterで韓流批判をした高岡蒼甫を『人種差別主義者』と痛烈に批判」(痛いニュース) 高岡蒼甫(さん)という若手俳優は、宮崎おあい(さん)の夫で、韓流ばかり放送するフジテレビをTwitterで批判したことで、事務所を辞めることになったらしい。 その高岡さんをいくつかの地方テレビ局がたたいているようだ。 「韓流を批判したらこういうことになるぞ」という芸能人に対する脅し(見せしめ)のように見えなくもない。 これはどこからお金が出ているのだろうか? ・・・・・・ それにしても、「人種差別主義者」はないだろう。 「ある意味、人種差別主義者というレッテルを貼られる。 イメージが悪いから復帰は無理」という発言らしいが、この発言自体に、テレビを通じて「人種差別主義者」というレッテルを貼ろうとする意図が見え見えであり、この発言をした人間のイメージがありえないほど悪い。 この発言をした人間は、バカなのか。 実際のところバカそのものだったのか、 それとも広告代理店からそういう言葉を使うように指示があったのか? BPOにきちんと調べてほしいところだ。

志布志事件関連メモ

こちらのブログに次のような記事があった。 「志布志冤罪事件オールスターズ」 古い記事だが、備忘のためにメモしておく。    

原発は本当に大丈夫なのか?

原子炉を停止した浜岡原発でトラブルがあったとか。 「中部電力は15日、原子炉を停止した浜岡原発(静岡県御前崎市)5号機で14日、水蒸気を真水に戻す「復水器」に約400トンの海水が混入し、原子炉にも流れ込むトラブルがあったと発表した。」(毎日.jp) 原子炉を停止しただけ、ではないのか。 それで損傷、とは、ひどすぎないか。 それから、福島第1原発1号機のメルトダウンが、今頃になってわかったという話は、ちょっと信じられないのだが。 「福島第1原発事故で東京電力は15日、1号機では地震発生から16時間後には燃料の大部分が溶融したとする暫定解析結果を発表した。」(同上) 東電は津波の高さについて「想定外」を繰り返している。 しかし国民にとっては、原発の設計上の想定の甘さと、管理のずさんさが、まさに想定外だ。

志布志事件がちょっと進展した

このブログではこれまで何回か志布志事件をテーマにしてきたが、この事件に少し進展があったようだ。 「国家賠償請求訴訟で、鹿児島地裁が国に捜査記録の任意提出を促した文書送付嘱託について、(中略)、国が原告の供述調書を提出したことを明らかにした。」(南日本新聞4月16日) 提出されたのは、「検察官調書約1600枚」。 一方で、 「弁護団は情報公開法に基づき、県に当時の県警本部長の捜査指揮簿と志布志署長の文書提出を求めている」が、「地裁の文書送付嘱託に対し、県は昨年12月、『提出できない』と回答していた」という。 国(検察)が提出に応じたのだから、県(鹿児島県警)も応じて当然だろう。 提出した方が、事実が明らかになりのだから、県警にとってもメリットになるはずだ。 何かまずいことがある、というわけではないだろう。 あるのだろうか? はっきりしておかなければならないのは、冤罪が確定した今、「志布志事件」は「鹿児島県警が引き起こした事件」なのであり、少々比喩的に表現すれば、県というか県警は今、被告として裁判にかけられている、というこだ。

ジム・ロジャーズと木村太郎

何気なくテレビを付けたら、フジテレビのMr.サンデーでちょうどシンガポール特集をやっているところだった。 興味があったのでついそのまま見てしまったが、世界的投資家のジム・ロジャーズを拝めたのはラッキーだった。 ジム・ロジャーズは取材スタッフに年齢を尋ねた後、「10年後(と言ったかどうか正確には覚えていないが)の日本は、普通の生活をするのもたいへんな国になる」というようなことを言っていた。 世界を自分の足で旅して情報を集めるタイプの投資家には、日本はそう映っているということだ。 一方で、テレビの世界における成功者であり(おそらくはかなりの資産を持つであろう)高齢の木村太郎氏のコメントを聴きながら、その背景にある(ような気がした)旧世代のある種の「ゆとり」のようなものが、とても気になったのだった。  

年棒3700億円とか・・・

今年前半(4月)の情報だが、 2009年、最も報酬額の多かったファンド・マネジャーが業界紙に発表され、1位はアパルーサ・マネージメントのデビッド・テッパー氏だったという(ゆかしメディア)。 その報酬額は、40億ドル(約3700億円)だったらしい・・・。 日産のゴーン氏の報酬が9億円程度だから、3700億円はけたはずれだ。 2位はジョージ・ソロス氏(ソロス・ファンドマネジメント)で、33億ドル。 トップ10の中に日本人の名前はないが、もう完全にスケールが違う世界だ。

YouTubeでNHK

ユーチューブでNHK人気番組を無料提供(Yahoo!) 「ユーチューブはNHKを見ていない人も多く見ている。ぜひそういう人たちにもNHKに来てもらいたい」(関本好則上席執行役員)ということらしい。 とりあえず、ありがたい。 よくネットは自分で情報を検索して見つけるので能動的で、テレビは流れてくるものを視聴するので受動的だと言われるが、テレビ以上にネットの方が受動的な部分もある。 テレビの場合、自分が見たい番組を見ようとする場合は、その時間にテレビの前に座るか、自分で録画しなければならない。 しかし、決められた時間にテレビの前に座るのも、自分で機械を操作して録画するのも、どちらも面倒くさい、という人間もいる。 (自分のことだが。 こういう人間は、たとえば先日のFNS歌謡祭でのSuperflyと秦基博のコラボのような、「これは絶対に見てやろう」という強い気持ちが働く番組以外は、わざわざテレビの前で待ち構えないものだ。) そういう極端な面倒くさがりにとって、ネットで自分の気が向いたときに番組が見られるのは、本当にありがたい。 ただ、NHKには「NHKオンデマンド」という有料配信サイトがあり、「(NHKオンデマンドで配信される)それらの番組はユーチューブでは3分程度のダイジェスト版で提供される」とのこと。 ということは、「ブラタモリ」のような最新の番組はYouTubeでは見られない、ということだろうか? ちょっと残念。 受信料を払っているのに、ネットでさらにお金を取られるのはちょっと、という気が、どうしてもしてしまう。 受信料を払っている世帯には固有のIDが発行され、そのIDで何個かの番組が無料で見られるようにならないものだろうか。 自分で録画するより、断然手軽なのだけど。

大晦日の過ごし方

昨日、紅白の出場歌手が発表された。 で、今年の大晦日も昨年と同じようにトレードして(あるいはチャートを見て)過ごそう、と思ったしだい。  

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